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淡路島釣行記〜カンダイ釣り行こう〜

年末年始はどこに行こうか?

そんな事を考え始めた2016年10月半ば。

すぐにネパール行き、オーストラリア行きの話が出たが結局両方とも頓挫。年も押し迫り軽く不貞腐れて居た時に閃いた。

そうだ!カンダイ釣りに行こう!!

そんな感じで年始は元日夜から地元の仲間と淡路島へお邪魔していた。

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7日間でカンダイ釣って琵琶湖でバス釣って名古屋の友人と飲むという計画を立てたのだが序盤のカンダイ釣りから大苦戦を強いられなかなか島から脱出出来ない状況が続いていた。

更に友人がメンタルをやられ「帰りたい…布団で寝たい…」しか言わなくなるw

無理もない。
当初は民宿に泊まりながら2日で釣れる予定で居たが蓋を開けてみれば行き当たりばったりで来た為によい宿が見付けられず連夜の車中泊、更に年始のせいか食堂なども閉まっており3食コンビニという状態を強いられていた。

既に千葉を出発してから4日目が終わろうとしていたが未だにそれらしい魚は釣れていない。

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ブサカワなぐーふーとか。

相談の結果、明日一日やって釣れても釣れなくても帰ろうという事になった。

 

 

ー最終日ー

年明けから穏やかな暖かい日が続いていたがこの日から一転寒波がやって来た。

朝から寒風が吹き荒びコンディション的に決して良いとは言えないし人間的にも辛い一日になりそうな予感がする。

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ここ数日間高確率でアタリの出ていた朝まづめも特に何もなく過ぎて行った。

そのまま何も起こらず夕方になり餌もラスト1投分。

最後の餌を投げ込み「まぁ。こんなモンだよなぁ。次はいつ来れるかなぁ?」と夕暮れの空を見上げていた時、けたたましいクリッカー音が鳴り響いた。

全力でアワセを入れ全速力で巻きまくった。

しかし魚は堤防の基礎部分に潜ったらしくラインから嫌な感触が伝わって来た。

逃すまいとムキになって無理矢理巻き続ける僕に友人から落ち着いて!とアドバイスがかかった。
その声に冷静さを取り戻した僕は魚が落ち着いて出て来るのを待つ事にした。

ラインは約40m程出ている。

引っ張ってみた感じ完全にロックしていて既に魚が付いているかも怪しかったがここで諦めてしまえば後は大人しく千葉に帰るしかない。

そんな事は絶対できない。

そのままクリッカーをいれロッドを置き長期戦になる事を覚悟した。

20分程経過した頃、少しづつラインが引かれているのに気がついた。軽く聞いてみると僅かに生命感が伝わった。ドラグを締め込み一気に巻き上げるとまだ何かに擦っている感触があったものの10mほど寄せる事に成功。しかしそこで再びロックした。

更に20分程様子を見たが今度は全く反応がない。辺りは日の光が消え夜が迫っていた。そろそろ勝負を決めないといけない時間だ。意を決し最後の手段としてラインブレイカーにラインを巻き付け力づくで引いてみる事にした。

グッ…グッ…と嫌な感触が伝わるが突然それが生命感に変わった。

出た!!

これ以上早く回せないんじゃないかと思う程全開でリールを巻き友人がタモ入れ。

おっしゃぁぁぁぁぁぁ!!
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マジもう獲れないかと思った!!

4日間粘ったラスト一投とか感動的過ぎて泣いたわ!

次来る時はもっとオジサン臭漂うデコッパチ釣りたい!!

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再戦を誓い真夜中の明石海峡大橋を渡った。

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