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多摩川釣行記〜春訪 マルタウグイ〜

3月。そろそろマルタウグイの季節だ。

数年前より行こう行こうと思いつつタイミングを逃していたが今年こそは行きたい。

そう思い予定を立てたが釣行数日前まさかのインフルにかかり40度近い熱が出た。外気温との差で布団から出ると全身から湯気出て来た時はこれを機にスーパーサイヤ人か何かになれるんじゃないかと思ったくらいだ。

因みに中学生の頃スーパーサイヤ人になるべく風呂場で思いっきり力んだら頭に血が上って倒れかけた事がある。そもそも元がサイヤ人ではないのだからその上位互換であるスーパーサイヤ人になれるわけが無いと言う大前提はあったものの、壁は越えるためにあるのだ!というよく解らないチャレンジ精神で複数回挑むという謎の行動を繰り返した。

仮になれたとして呼び名は何になるんだろう?と既になれた時の事を考えるほど一時スーパーな何かの片鱗を掴みかけていた時期もあったがあまり風呂場で力み過ぎるとその内血管切れるんじゃね?危なくね?というあまりにも当たり前過ぎるアンサーに気付くのには然程時間を要しなかった。

そしてこの話の1番のポイントはそれをやっていたのが中学生の時という所にある。

普通に考えて小学生ならアリだろう。しかし中学生にもなれば色々と社会の仕組みや人間関係など考える様になり言ってみれば大人の階段を一気にのぼり始める頃だ。そんな時にこの男は日夜、風呂場でスーパーな何かになろうとしていたなんて一体全体何をやっていたのだろうか。そしてスーパーな何かの片鱗らしきものを見つけ1人ニヤついていた。

不気味だ…。あまりにも不気味だ。きっとこの男は何かの犯罪予備軍に違いない。

誰か早く警察を呼んでくれ。

という訳で回復した翌週末。

色々とお世話になってるよっさんとよっさんの友人Kさんで多摩川へ繰り出した。f:id:fishingtripper:20180403140345j:image丁度この日桜が満開になった様で土手沿いは花見客で賑わっていた。すごい綺麗だ。

釣りの方はというと全員初マルタ釣りなので勝手がわからないが瀬になってる様な所に行けば居るんじゃない?みたいなアバウトな感じでフラフラと多摩川沿いを散歩開始。 f:id:fishingtripper:20180403140542j:image途中鯉の群れを発見。ちょっと釣りたかったがあいにく対応出来そうなタックルを持ち合わせていなかった。残念。

しばらく歩きなんとなく良さげなポイントへ降りてみると水面で何かがパシャパシャとやって居るではないか!

スプーンをキャストしボトム付近を転がしてみるとすぐにヒット!f:id:fishingtripper:20180420123127j:imageおぉ!釣れたw

どうやらこの付近に溜まっているらしくベストポジションと思われる位置にいる方はバンバン釣り上げている。

しかしこちらは先ほどの1匹から反応がない。

魚はめちゃくちゃ居るのにかなり悔しい。スプーンをリフト&フォールさせてみたりボトムをドリフトさせてみるも全く反応なし。

程なくしてよっさんとKさんも到着しみんなでキャスト開始。よっさんはミノーをキャストしているようだ。ボトムから浮いても喰うものなんかなぁーと思っていたらすぐによっさんの竿が曲がる。どうやらボトムについてなくても釣れるらしい。

すぐミノーにチェンジし流れに乗せながらドリフトさせるとヒット!f:id:fishingtripper:20180420123119j:image楽しいーーー!!

そして昼頃になると時合いが来たのかやたらと反応する様になる。f:id:fishingtripper:20180420123153j:imagef:id:fishingtripper:20180420123106j:imageよっさんとダブルヒット!そしてKさんも釣り上げ無事全員魚を手にした所でお昼ご飯。

午後からも水面が騒ついているエリアで竿を出したが極端に反応が薄くなり居るのに喰わない状況が長時間続く忍耐の釣りを強いられることに。漁協のおじさん?の話だと日によってめちゃくちゃ釣れる日と全然釣れない日があるらしい。

そして昨年、淡路島に行った時にたまたま隣で釣りをしていたカオルくんと再び多摩川で偶然再会。これにはちょっとびっくりした。そのうちまた何処かで再会しそうな気しかしない。

結局日が暮れる頃まで粘ったがその後魚からの反応は得られず納竿とした。

ポカポカ陽気でゆる〜くのんびりした最高の週末でした。また来年も会いに来たいと思う。

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