コロンビア釣行記#1〜Japan to Colombia〜 – Expedition!!←最初から読む
12月30日ー実釣4日目ー
今日は未だ誰も入った事がないニューエリアに踏み込むべくキャンプ地から数時間かけて最上流部まで遡上する。
白い砂浜と緑の森が延々と続く景色にウトウトしていると突然船が止まった。
辺りをキョロキョロと見渡すと水深も浅くなり上流域に到達した事がわかる。
捕食エリアになりそうなラーゴ入口周辺のシャローにルアーを投入。
連続ジャークさせると一瞬ギラッと魚体が反転したのと同時にドスン!と重みが乗った。
幸先よく良いサイズを捕獲。
しかしそれ以降たまに反応はあるが掛けられず…。
バージンエリアだからってそう簡単に釣れるというわけでもない様だ。
昼食を取りながら昼からの相談。昨日の雨による不調を未だ引きずっているのかはたまたあまり上流過ぎるのもよくないのか…。うーむ。
そうこうしているうちに陽が傾き始めた。
帰りの時間を考慮するとそろそろ下っていかないと不味い時間帯なのだが恐らく昨晩怒られたのだろう。やけにヤル気を見せるボス。
今日はギリギリまで釣り上がり、こっちがキャンプ地まで帰れるか不安になる程だった。
どうやらホームシックは治った様だ。
暗くなる頃キャンプへ戻り皆で楽しみにしていたカレーを作る。ワイワイ賑やかにクッキング。うおおおぉぉぉぉ!カレェェェェ出来たあぁぁぁaaDt.!?njオへb!
あまりの美味しいそうなビジュアルに取り乱す我々。ずっとカレー食いたかったんです。ちゅっす。
ピーコックのカルパッチョもビールのツマミに大変美味。あんな食欲を削ぐ様な体色してるのに美味しい魚だよなー。
食後、川風呂に行っていたらジャングル探検へ行くぞー。と召集が掛かった。キャンプ地裏の森の奥へズンズンと入って行きカッコ良い虫や動物を探そうと言う訳だ。
夜だし色んな生き物がいるに違いない!カブトムシとかクワガタとかアナコンダなんか居たら最高だな!
期待に胸を膨らませ夜のジャングルを行く探検隊。しかし湿地帯に行手を阻まれ特にこれといった成果もなく敢え無く退散となってしまった。
話によるとこの付近は雨季になると水没している為、あまり虫が居ないんじゃないか?との事だった。機会があればちょっと標高が高い場所も調査してみたい気もする。
あ…別にアナコンダは居てもおかしくないよな。湿地帯あったし。こわいw
12月31日ー実釣5日目ー
【大晦日】
2017年のラスト釣行。
爽やかな青空の良い朝だ。
今頃日本では紅白歌合戦が始まっているに違いない(時差−14時間)
今日は長老と呼ばれる腕利き船長の船に乗り込み下流のラーゴへと向かった。
前日サーフェス系のルアーが不発の中、一段下のレンジを早巻きで連発したと言う話を聞いていたのでミノーの早巻きで流して行く。
すると連続バイト。
どーん!どどーん!どどどーん!どん!何だこれwすげぇwww
同船者にもグッドフィッシュが連発!ずどん!ずどどーん!ピーコバッグw
朝から怖いくらい快調だ。
しかしそんな時間も長くは続かず日が昇り始めると極端に反応が薄くなりジリジリと肌を焼く直射日光に体力が削がれて行く。
プライムタイムに体力を温存しておく為、無理せず効率的にトローリングを開始。
しばらく無の時間が続いた後、突然ズドン!とロッドに重みが乗った。日中の厳しい時間帯に来てくれた嬉しい1匹。
ついでに入水してクールダウン。結構な温水だけど外より幾分マシだ。
うおおおぉぉぉ!めちゃめちゃ気持ちイイぞぉぉぉ!!
午後からは更に気温が上昇し同船者のスイッシャーが火を吹く!狂ったように何度も何度もルアーにアタックして来てとてもエキサイティング。
水面が爆発するとよく言うけど本当にそんな感じだった。 同船者の友人のハンドメイドスイッシャー。通称YAOローラー。めちゃくちゃ良い音するし凄い釣れた。僕も買ってくれば良かったと凄く後悔した。ぼかーん!デコッパチ!
夕方も好調を維持しいい感じに釣り続ける。終わってみれば2人で10lbオーバー十数本という最高な釣果に恵まれた日になった。バス持ちしてたら両指が死亡しましたw
夜は満天の星空の下、ワイン片手に焚き火を囲み談笑。2017年もあと数時間で終わり。こんな暖かい年越しなんてなんか不思議な感じがするな。
そしていつの間にか始まったFGノット世界大会。リーダーとPEの両端をそれぞれFGノットで組み輪っか状にしたら思いっきり引っ張って切れなかった方が勝ちというルール。100lb位のラインでやるもんだから切れると後ろに吹っ飛んで行くw
コレは酒飲んでやるもんじゃないネwww
こうして楽しい夜は更けて行くのであった。