こんばんは、渡辺です。
世界中で情報が錯綜しているコロナウイルス。
ちょうど春休み時期と重なり、旅程のキャンセルを余儀なくされてしまった方も多いと思います。
実際、僕が搭乗した エアアジア 成田⇄バンコク間のフライトも搭乗者のキャンセルが相次いだため便をひとまとめにしての運行でした。
今回はこれからタイへ渡航予定の方向けに現地の最新情報をお届けします。
世界的コロナウイルス流行中 タイの今
ドンムアン空港に降り立つと入国審査までの通路に検温機が設置されており、乗客は一列になってひとりずつ検温機前を通過していく状況です。
立ち止まる必要はなくただ検温機の前を通過するだけの測定。
イミグレーションは常時1〜2人しか並んでおらず未だかつてないほど空いていました。
空港からはバスとMRTを乗り継ぎ中心地スクンビットに向かったのですがバスもMRTもガラガラ。
観光客らしき姿はあまりなく主に現地の方達のみといった感じです。
現地では日本同様、マスク使用率が高めなのでこの時点で警戒している感はひしひしと伝わってきました。
バンコク市内の様子
個人的には現地を歩いていて特に差別的な言葉をかけられるだとか変な眼で見られるなどは感じませんでしたが、駐在している方の話ではタクシーで乗車拒否された事例もあるようなのであまり表には出さないまでもピリついた空気は感じます。
仕事でショッピングモール内にあるコワーキングスペースを訪れたのですがモール開店前から並んでいた人たちのうち数名は開店と同時に薬局へ直行。
マスクをもとめ、朝一から小規模な行列ができていたのでバンコクに関しても日本同様マスク不足が深刻化しているようです。
市内はいつもと少し様子が違うだけで特に問題はないように感じますが観光大国なので外国人が多く集まる密閉空間などは注意した方が良さそうですね。
地方の様子
今回、バンコク滞在は合計2日ほどで後は国境近くの町に滞在していました。
ここまで来ると外国人は全くというほど居らず、マスクをしている人もちらほら見る程度。
バンコクほど影響も感じず、ほぼ通常通りな状況。
ただ一点、夕飯を食べようとマーケットに出たところ付近にいた同行者が「コロナ!」と呼ばれたのを耳にしました。
この時はおばさんが笑いながら言っていたので悪気があったのかは定かではありませんがこんな国境沿いの町にも少なからず影響は出ている様です。
渡航の際は対策を取り、最新情報の取得を!
思っていたほど日本人に対する偏見はなさそうですが、警戒している様子も伺えるのでマナーとして公の場所に行くときはマスクを着用していった方がいいと思います。
こちらがよくても相手側の問題もあるのでね。
僕は実際行ってみて収束するまで無理に渡航する必要はないかなと思いました。
友人たちはウェルカムで迎えてくれましたが町全体から少なからずピリついた空気を感じたので気持ちよく旅が出来る様になってからまた訪れればいいかなと。
早く収束して自由に旅ができるようになるといいですね。